賃貸物件の退去時の特約(現状回復)について

賃貸物件の退去時の特約(現状回復)について

家.jpg

時間も無く慌てて借りた始めての賃貸でした。
もうすぐ転居しなければならなくなったので、
minimini賃貸借契約書を確認、、、
特約事項で
10.退去時、畳の表替え、襖、障子の張替え、ハウ

スクリーニング、エアコン洗浄は借主の負担とする。
と記載されていました。

国交省が基準とするガイドラインを契約の段階で越えているのでは?と思うのですが詳しい方ご教示願います。
また、miniminiを退去された方の現状回復はどのような感じでしたか?
ちなみに、当方は部屋は大切に使用し綺麗にしているつもりです。
miniminiは現状回復ではなく、ぼれる限りの新品同様返しですか?




1.

その通りです。
この特約事項では不十分でしょうね。
平成17年(だったかな?)に最高裁判所が敷金返還訴訟における「原状回復特約」についての判断を示しました。
その判断はどういうものだったかといいますと・・・

原状回復特約は可能
→しかし、特約をするのであれば借主が負担する通常損耗の範囲が具体的に、さらには明確に借主にわかるように賃貸借契約書に明記(口頭でもいいですが)して、借主がそれを理解した上で合意する必要がある。というような感じだったと思います。
つまり、具体的に明確にその内容について合意しないと、あとから何とでも言えるし、借主が「いくらかかるのか?」予見できないから、そのような原状回復特約では借主・貸主双方の合意が成立しているとはいえないので、原則通り借主の通常使用に伴う損耗分については貸主負担としたものです。

今回の特約を見ますと項目だけは書いてあるようですが、それがどの範囲か、だいたいいくらくらいなのかがさっぱりわかりませんので、双方の合意があったものとは認められないでしょう。

これから、相手方から「敷金の精算」あるいは「原状回復費用の請求」がくるでしょうから、それを見て判断することになるでしょうが・・・
まあ、相手方の提示金額が常識的な金額であなたが納得できるならそれでいいですし(だいたいそうなると思いますが)、もしそうでなければ最高裁の判決を持ち出して争う姿勢を示し、それでも相手方がぼったくりをしようというのなら、その不動産会社の監督官庁にご相談なされればよろしいかと存じます。
ちなみにガイドラインは最高裁判決を踏まえたものですので、最近の賃貸業者さんはそれを守っているところが多いのですが・・・(笑)
以上、参考にしてください。


書いてあるからすべてやれと言うのは少々横暴な気がしますね。
襖は汚れも傷もよくわからないレベル
エアコンだってほぼ使用していない。
部屋もある程度、綺麗に保てていると思う。
綺麗に掃除するのは労力と時間の無駄ですね。
書いてる事全部と言われたら不満残りそうですが
勉強になりました。
ありがとうございます。


2.

特約事項は、予想される紛争を未然に防ぐため、特に注意を払って取り決めた部分です。

国のガイドラインは、契約書に明確に定めがなかった場合にそれに準拠して解決すべしという指針です。

契約内容をきちんと理解せずに契約して、後で自分にとって都合が悪い内容であることに気づいた時に、契約内容をねじ曲げるために使うものではありません。

通常使用による汚れについては現状のまま修繕義務はありません。タバコのヤニやペットが爪で壁や柱を引っ掻いたのなら、それは故意に損傷したとみなされて修繕義務が生じます。


3.

特約が気に入らなければ契約時に特約を外せと相手に言うか、契約をしなければ良い話です。慌てて借りたとか言う話はあなたの事情です。そもそもガイドラインは法律ではありませんあくまで目安です。退去する時になって言うのはおかしいと思いませんか?


4.

大家です。ガイドラインの内容を超えているからわざわざ契約書に明記しているのでしょう。ガイドラインの内容を超えてはいけない、というルールはありませんからね。不当に暴利的な契約は消費者契約法で無効になりますが不当に暴利的とまではいえない内容だと思います。


5.


先ずは、大切なのは
ゆっくり時間をかけても、慌てて時間が無くても、契約の効力には
何の違いも生じません。
重要事項説明書、契約書の説明を受けて署名捺印をしていますからね。
勿論、解約要件も説明されている筈です。
原状回復義務は大原則ですから詳細は契約時に確認するのが一般常識です。
万一、不審があるなら
消費者相談センターに相談されるのが良いと思います。



この記事へのコメント

おすすめ記事:
クッションカバーに直接わたを詰める
テーブルクロス選び

人気記事